スマート家電コントローラRS-WFIREX3と Alexaスマートホームスキル連携の注意点



ラトックシステムズのRS-WFIREX3」はWi-Fiのついてない古い家電を赤外線リモコンで操作できて、温度・湿度・照度センサーにもなる大変便利なお気に入り製品です。


Alexa連携の設定が結構複雑だったので、構成変更時にも役立つように
全体のシステム構成とデータの流れと注意点をまとめました。


スマートホームスキルとカスタムスキル

Alexa は標準のスマートホームスキルで、「アレクサ、エアコンつけて」のように対応機器を操作できます。
テレビ/エアコン/照明の電源のオンオフ、テレビのチャネル/音量変更、エアコンの温度モード指定などできることはシンプルですが、
裏のしくみは図のようにクラウド経由で動きます。


メーカー独自のカスタムスキル「アレクサ、家電リモコンを使って、エアコンつけて」のようにメーカー独自のスキル名の指定が必要です。
利用時の呼びかけが面倒なので個人的にはスマートホームスキルを中心に利用しています。

ただし「アレクサ、家電リモコンで、センサーを教えて」のようにメーカー独自動作をさせるにはカスタムスキルが必要です。Echo Spotなどはスクリーン表示もできます。


今回記事の家電はリモコンバージョン情報 アプリ:4.1.1  ファーム:4.1です。


構成図と設定フロー


図では1項目でも
設定の操作はステップが多かったり(特にAlexaアプリ)、
設定が複数パターン(例 RS-WFIREX3初期化のWi-Fiの設定法)あったりします。


設定の大きな流れと注意点(赤)


スマート家電コントローラアプリでの設定

  1. アプリ「スマート家電コントローラ」のインストール
    2.4GのWi-Fi(SSID/PW)で動作するので、セットアップ時はスマホも2.4GWi-Fiにつないで行います。
  2. RS-WFIREX3のセットアップ(Wi-Fi2.4GのSSID/PWを記憶)
    ルータによってはWPSの自動セットアップが失敗した場合は、手動接続が必要です。
  3. リモコン登録
    目的の家電リモコンがプリセットにない場合、近い機種や手動登録で行います。
    エアコンを手動で学習する場合、設定項目も多く慣れが必要と感じました。
  4. 家外有効 メール/PW登録
    Alexaやカスタムホームスキルはクラウドで処理するので必須です。
  5. Amazon Alexaの設定
    名前を変更したら、Alexaアプリでサイド端末の検出での更新が必要です。

Alexaアプリでの設定

Alexaアプリのメニューに慣れてないせいか、操作ステップが多く感じました。
  1. スマートホームスキル有効
  2. 家電リモコンスマートホームスキル有効 メール/PW入力
  3. 端末検索 家電登録


設定詳細手順の確認はメーカーWebマニュアルで

画面キャプチャー付の詳しい説明があります。
全体のどのフェーズの設定か理解できれば、関連する項目を確認できて効率的かと思います。

ラトックシステム: スマート家電コントローラ Webマニュアルサイト
RS-WFIREX4/RS-WFIREX3
🚀 https://manual.ratocsystems.com/wfirex/ 
困ったときは…
ラトックシステムホームページのよくある質問をご参照ください。
RS-WFIREX3🚀  https://www.ratocsystems.com/services/faq/wfirex3.html 


先日Wi-Fiルータを機種変更したときはSSIDも変えたので、RS-WFIREX3を初めてファクトリーリセットして再設定しました。

Alexaも家電コントローラも頻繁にバージョンアップするので、1度設定しても増えたスキルを使いたい時など、アプリ設定の更新が必要になるのが面倒ですよね。
 

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