USBセンサー温度計 TEMPer Goldで格安温度ロガー
お金をかけずにサーバールームなどの温度変化をモニタリングしたい人向けレポートです。 背景 常時稼働のソフト(MT4のEA)を、旧式ノートPCで24H 365日稼働させていますが、夏場の暴走が心配だったので、PC環境の温度変化を調べてみました。 PC内蔵の温度センサーはプログラムでは正しく温度が読めなかったので、 Amazonでみつけた格安USBセンサー温度計「TEMPer Gold」を使用しました。 USBセンサー温度計「TEMPer Gold」の紹介 -----製品紹介から抜粋----- ☆USBポートに直接差すだけ!らくらく測定! ☆測定温度は幅広い-4℃~+120℃まで! ☆高機能アプリケーション付属!グラフ表示やメール配信機能も装備! ☆win2000 / XP / Vista OSも多様に対応! USBメモリー程度の大きさです。 Amazonで¥1000円以下でした。 中国広東省深圳市のRDing Tech社の製品(PCSensorブランド)のようです。製造メーカーサイト(おそらく): http://www.pcsensor.com/ USBポートに刺すと、デバイスマネジャーのヒューマンインターフェースに表示され、ドライバはMicrosoft標準のhidxxx.sys やdllで動作するもよう。 温度読み出しは、付属のWindowsアプリ TEMPer や個別開発プログラムから行えます。 付属アプリ「TEMPerV25.9」の機能と画面 読み取り間隔を秒単位で設定できます。 CSV/TXTファイルに保存できます。 読み出し温度の補正が設定できます。 TEMPer のメニューです。ファイル保存の設定を開いてます。 温度補正ができます。 私の購入したものは2℃高く表示されたため、-2で補正しました。 以上の設定で、お手軽にPC動作環境の温度のファイル記録ができました。 個別プログラムで温度を読み取る方法 自作プログラムで温度を利用する場合、HIDのAPIでこのUSBデバイス制御できますが、自作はハードルが高すぎるため、外村 高章さんが開発された TEMPer Gold から温度を読み出し、データを標準出力(stdout)に出力するWin...